もう二度と会えない
先日旅行に行ってきた。強迫が酷すぎて死ぬかと思った。
旅行はできたけど、尋常じゃなかった。。。怖くて、行きたいところに行かない選択をしたくてたまらなかった。
新しいところに行くのは、出会いと別れの連続だから。
前より確認行為をしなかった時の不安の大きさは小さくなったように感じるけど、その原因もわからない。
知らないところに行くの、好きなのになぁ。
もう強迫になる前の旅行の記憶とかないから、いつもめちゃくちゃな恐怖の中で旅行行ってるイメージしかない。
前日の夜とか、出発前とか不安でたまらない。本当は全力で楽しみたいのに。楽しみにするのも苦手なんだけど笑
頑張ったら旅行もできるよ、できるけどさ、なんでみんなは普通に楽しんでて、楽しいことだけを考えることができるのに、なんで自分だけずっと、ずっっっっっと「もう二度と」について考えてるんやろうって思う。どこにいても何をしてても、いつでもつきまとう。他人よりも多くのもう二度とと、いつも一緒にいる。もう二度と会えない。もう二度と来れない。。。怖くてたまらない。
また来ようって思えばいい、という人がいるかもしれない。
けど、私の強迫の根本的な始まりが永遠の別れなので、もはやその考えではどうにも
ならない。そんな言葉を軽く信じられない。どんなにまた来ようと思ったって、二度
目はないと、頭をよぎる。もう10年以上前のことなのに、鮮明に残っている。もう
二度と、はいずれ来る。どんな関係においても、家に帰ったら当然のようにいる家族
や、親しい友達、帰り道の犬、常連の店の店主、あらゆる道の懐かしさ、思い出、匂
い、形、どんなものも、いずれはなんの前触れもなく消え去ってしまうのだ。どんな
に別れたくなくても。どんなに次があると、確信に近い思いを抱いていても。怖くて
仕方がないのだ、僕が出会ったものを忘れるのが。どうしても覚えていたい。どこに
も行かないでほしい。私の記憶の中にずっと、ずっといてほしい。もう二度といなく
ならないで。